黒竜江省ハルビンで受験に失敗した19歳の若者が、自作の偽札30万元余りを作成した容疑で逮捕されたようです。
ネットの偽札作成動画を参考に、必要工具を買い揃え、研究を重ね100元札と20元札の作成に成功したようです。お札の発行番号が同じな点以外は、肉眼でも手触り感も光沢も、ニセモノと区別できないクオリティだったそうです。
ニセモノ大国の中国だから、若者が高クオリティの偽札を自作したと聞いても驚かないですが、その量刑を調べたら少し驚きました。
中国の通貨偽造の量刑は?
そもそも中国は刑罰が緩いから偽札が横行するんだろうなと思い調べてみました。
3年以上10年以下の懲役刑並びに5万元以上50万元以下のただし 悪質なケースは10年以上の懲役、無期懲役もしくは死刑。( 15,000元以上の場合、即悪質と判定される)
さすが死刑大国です。
百度で「假币」+「死刑」で検索してみると、本当に死刑判決がありました。
日本の通貨偽造の量刑は?
刑法第148条第1項
通貨偽造・通貨変造罪
→ 無期又は3年以上の懲役
刑法第148条第2項
偽造通貨・変造通貨の行使罪
→ 無期又は3年以上の懲役
死刑が無い以外は、ほぼ中国と同じ量刑でした。