東野圭吾の推理小説ガリレオシリーズ「容疑者Xの献身」の中国版「嫌疑者X的献身」が2017年3月31日から劇場公開され、動画サイトでも閲覧できるようなので鑑賞してみました。
中国版「容疑者Xの献身」のキャスト
福山雅治演じる湯川教授は、王凱が演じる警察学校の副教授で唐川となります。
堤真一演じる高校教師の石神は、張魯一が演じる中学教師の石泓となります。
松雪泰子演じる弁当屋の店主花岡は、林心如が演じる陳婧となります。
ほぼ、原作に忠実なキャスティングのようです。
中国でも大人気の東野圭吾
中国制作の映画と聞くと、無許可のパクリ映画ではないかと思いがちですが
映画のオープニングシーンでは「根据东野圭吾同名小说改编」と、東野圭吾の小説をベースに制作したという字幕も出ています。
少し前までは中国で有名な日本人小説家といえば村上春樹でしたが、現在は東野圭吾のようです。
「中国で最も稼ぐ外国人作家」は東野圭吾、ハリポタ作者上回る―中国紙
「中国で最も稼ぐ外国人作家ランキング」の創設者・呉懐堯氏は、「日本人作家が中国の読者の心を捉えているということは、文学の魅力に国境はないということで、意識形態を超えている」と話す。華西都市報が伝えた。