日本の携帯電話を国際ローミングで利用するより、中国でSIMカードを購入してスマホを使う方がはるかにコスパが良いので、中国に長期滞在している日本人のほとんどは中国の携帯電話番号を使用していると思います。
また、日本のネット系サービスは初回登録時にIDとパスワードを設定して利用するのが主流ですが、中国のネット系サービスのほとんどは携帯電話番号へのSMSによる本人認証を採用しているので、中国に長期滞在する者にとって携帯電話番号(SIMカード)は、今やパスポートの次に大切なものと言っても過言ではないかもしれません。
悩ましいのが日本帰国後の料金チャージ
そんな便利でコスパのよい中国の携帯電話ですが、結構悩ましいのが日本帰国後の「SIMカードへの料金チャージ」の問題です。
例えば、中国駐在や留学などを終え日本に帰国する場合や、中国出張族で次回出張まで数ヶ月空くといった場合、帰国前にあらかじめ基本料金数か月分をチャージしておけば、残高がある期間は携帯番号は維持されますが、うっかり残高が底をつき、支払いが滞ると契約解除となり携帯番号が抹消されてしまうケースに陥りやすいので注意が必要です。
そこで今回は、日本から中国移動通信(チャイナモバイル)のSIMカードにチャージする方法をいろいろ試してみました。
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日本から中国移動のSIMカードにチャージする方法
中国移動電信アプリからチャージ
中国移動電信(チャイナモバイル)を利用しているならば、アプリからチャージできることはご存知だと思います。
チャイナモバイルアプリからのチャージは、銀行キャッシュカード、WeChatPay(微信支付)、Alipay(支付宝)、銀聯クレジットカードの4種類に対応しています。
但し、この方法では中国の銀行口座もしくはWeChatPay(微信支付)、Alipay(支付宝)の残高が底を尽きれば支払いが滞ってしまいます。
通販アプリでチャージする方法
実は中国通販大手のECサイトの淘宝(Taobao)や京東(JD.com)などではSIMカードへのチャージも商品として販売しています。これら大手通販ECサイトでは国際クレジットカードも使えるので、日本から中国のSIMカードへのチャージが可能となのです。
例えば淘宝(Taobao)で”充値”と検索すると携帯電話にチャージするサービスの商品が出てきます。
「拼多多」で国際クレジットカードを使ってチャージしてみた
「拼多多」とは
拼多多(ピンドォドォ)は上海に拠点を置く会社で、「WeChatとの連携」「共同購入」「格安」の特徴を前面にプロモーションし、2015年9月に設立されてからわずか一年で淘宝(Taobao)と京東(JD.com)に次ぐ中国第3位の規模にまで成長した今最も勢いのあるECサイトです。
拼多多によるチャージ方法
まずはアプリをダウンロードします。
まずは「WeChatとの連携」をするため「微信登録」のボタンをプッシュします。
WeChatが起動したら「ログイン確認」をプッシュすれば登録完了です。
注意:国際クレジットカードで支払うためには、WeChatPayに使いたいカードを登録しておく必要があります。
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次に、拼多多のトップページから検索ボタンをプッシュします。
”充値”で検索し、条件の合うチャージサービスを選びます。
購入するサービスが決まったら「单独购买(単独購入)」か「发起拼单(共同購入)」を選びます。
「发起拼单(共同購入)」がこのサイトの特徴で、共同購入により価格は安くなりますが、共同購入者が現れるまで売買は成立しないので「单独购买(単独購入)」より時間がかかります。24時間共同購入者が現れないと注文はキャンセルになります。
WeChatPayでの支払い画面に進み、国際クレジットカードを選択して決済します。
WeChatPayに登録したJCBカードで支払いに成功のアナウンスが来ます。
約10分後に、50元分チャージされたというSMSが届きました。
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