2019年1月17日から、中国発の配車アプリ滴滴出行- DiDiが、東京でも”こっそり”試験運用をはじめたようです。
今回は、中国で滴滴出行- DiDiのヘビーユーザーであるボクが、東京で、慣れ親しんだ中国版滴滴出行- DiDiを利用した一部始終について記事にしてみました。
DiDiのアプリは別物です
中国版(左)と日本版(右)はアプリが別物として存在しています。
iOSで中国版滴滴出行- DiDiの利用方法
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日中どちらのアプリでも、東京での利用は可能なようです。
ただし、アプリの画面も操作方法も異なります(左:中国版、右:日本版)
中国版DiDiはキャンペーン中
今回、中国版滴滴出行- DiDiでは、東京での初回利用時の料金が50%オフになるキャンペーンを実施中ということがわかったので、早速チャレンジしてみました。
実際に乗車してみました
乗車場所は上野駅から少し歩いた昭和通り沿い
目的地は浅草にセットしました。
支払方法はネット決済(微信/支付宝)もしくは現金払いが選べます。
現金支払いでは50%オフキャンペーンの対象外のようなのでネット決済を選択しました。
「呼叫」を押すと車両を探しはじめます
中国で使っているのと全く同じ仕様を東京で使えるなんてちょっぴり感動的です。
でも、なかなか車両が見つからず1分が経過
ようやく配車されたタクシーは山手線2駅先の日暮里駅前にいましたw
タクシーの車両ナンバー、カラー、メーカー、タクシー会社、運転手の氏名も表示されます。
8分待ちって・・・
中国だったら即キャンセルするレベルですが
今回はじっと我慢です。
待ち時間でチャット画面を確認
チャット画面の仕様も中国と同じです。
でも、日本語で読んで、中国語で返すのかな?
調べてみると・・・
中間に同時翻訳ソフトが介在しているようです。
常用句の日本語も紹介されています。
車両が近づくと乗車位置で待つよう促すアナウンスが出てきました。
乗車するとシートベルト着用を促すアナウンスが表示されます。
運転手側はカーナビの上にセットされたタブレットで操作していました
乗車すること約10分・・・
目的地の浅草に到着です!
ネット決済なのでそのまま降車してもOKです。
50%オフのクーポンも有効になっていました。
価格についても、特に割り増しなどは無い明朗会計のようです。
問題発生!!!
ここで問題が発生しました!
ネット決済なので現金を払わず降車したのですが
アプリで支払い操作をしてみると
微信・支付宝ともに支払い不能という表示が
うっかりしてました・・・
日本人は中国大陸外で微信・支付宝が使えないんです。
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中国のサポートセンターに連絡
このまま料金未払いだと、
次回の中国出張で使えなくなる可能性もあるので
仕方なくサポートセンターに連絡
中国語チャットで、約一時間の交渉の末
まだ東京でDiDi試験運用期間中という理由で
乗車料金は免除してもらえました!
結論
中国在住の日本人が東京や大阪で中国版DiDiを使ってタクシーを呼ぶ場合は、必ず「現金支払い」に設定して呼びましょう。
現在、日本にはタクシー配車アプリが乱立しているようで、Softbankと提携した滴滴出行- DiDiが、今後どこまでシェアを拡大できるのかがポイントになりそうです。
ただ、中国人観光客にとっては、本国で慣れ親しんだアプリをそのまま使えるので、非常に便利なんだと思います。