中国上海のオシャレ観光スポット新天地エリアに「らぁめん みつよし」というラーメン店がオープンしたという情報を得たので訪問してみました。
お店の場所は上海の観光スポット新天地から南に1kmほど離れた上海地下鉄9号線と13号線の「馬当路駅」から徒歩10分程度。
外観は木目調の和風テイスト、看板にはひらがなで「らぁめん みつよし」の表示
店内に入ったらまず券売機で食券を購入。
日本のラーメン屋で券売機は一般的ですが、中国のラーメン屋では非常に珍しいです。
ラーメンのメニューは濃厚ラーメン、麻辣味噌ラーメン、黒にんにく豚骨ラーメン(各42元/約650円)とまぜそば(各40元/約600円)の4種類。
トッピングは味玉・メンマ、サイドメニューは餃子・から揚げ・叉焼丼・ライスというラインナップです。
モバイル決済の進んだ中国らしく券売機もWeChatPayかAlipayによる支払い対応のみです。
初訪問なので左上の濃厚ラーメン味玉トッピングをオーダー
店内は木目調のL字のカウンターのみで席数は14席
卓上には醤油、七味唐辛子、胡椒、箸は洗い箸のエコ仕様で、ケースも木目調というこだわり。お冷のピッチャーはレモン入り。充電コンセントとUSBケーブルの挿入口も付いているのは中国っぽい。
店内奥の壁に掛けてあるテレビでは、なんとラーメンウォーカーTV2を放映中。
待つこと10分、濃厚ラーメンの着丼です!
こだわりが感じられる黒い器にきれいに盛り付けられた具材
まず目を引くのは各言語で感謝の言葉が印刷された海苔、足立区の田中商店で見たことあるやつ
スープは濃厚豚骨だけど若干の醤油風味も感じられ・・・ジャンルは家系か?
麺は中太ストレートでもちもち食感
味玉には焼印で「満吉」の刻印、巣鴨のいま村で見たことあるやつ
味玉を割ってみると非常に良い塩梅の半熟加減
昔ながらの中華蕎麦のなると
以上、美味しく完食!
お店のルーツは何とあの名店!
さて、非常に気になったのが・・・
- 木目調に統一された店内
- 券売機で先食券購入方式
- 店内でラーメンウォーカーTV2を放映
- レモン入りのお冷を提供
- 半熟味玉に店名を刻印
- 各言語で感謝の言葉が印刷された海苔
といった、ラヲタ心をくすぐる細かいこだわりがたくさん詰まった魔都上海にできたラーメン店
昨今の日本食ブームで上海に乱立するエセ日式拉麺とは明らかにレベルが違います。
この店のルーツはいったい・・・?
帰り際、出入口の壁に発見したのは
ミシュランビブグルマン、食べログ百名店、Retty人気店のプレート
プレートに記載された店名は何と!
「らぁめん小池」と「中華蕎麦にし乃」でした!
帰る前に店の外に貼ってある中国語で書かれたポスターは以下の内容でした。
- 「らぁめん小池」と「中華蕎麦にし乃」の海外一号店
- 店名の由来は、創業者水源裕満氏の「満」と中国人オーナー徐吉氏の「吉」から
- 徐吉さんは20歳で日本に留学し飲食店経営のキャリアを持つ上海人
- 二人は5年前に日本拉麺協会会長の紹介で出会い意気投合
- 徐吉さんは2018年初に故郷上海でラーメン店を開業したい夢を語ったところ、水源氏が賛同し全てのノウハウを提供し開業に至る
ブランドストーリーも素晴らしい!
ごちそうさまでした!
中国で食べたラーメン情報は>>>こちら