2021年4月1日に楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が提供されてから、1年以上経ち、日本国内では、楽天モバイルついての評価は賛否わかれているようですが、”海外で利用する”という観点で見ると間違いなく神プランなので、上手に活用して携帯維持費用を抑えましょう。
ぜひ参考にしてください。
0円プラン廃止
2022年7月から料金プランが改定され、海外在住者にとって神プランだった「月額0円」は廃止となります。海外在住で、すでに楽天モバイルに乗り換えた方にとっては、月額1078円でも良しとするか解約するか悩ましい問題です。
こんな方に読んでほしい
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- 海外駐在が決まって今使っている携帯プランをどうしようか悩んでいる
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- 海外在住だけど日本で毎月払っている携帯料金がもったいないと感じている
- 海外在住中も長年使った愛着ある電話番号をなるべく安く維持したい
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楽天モバイル料金は使わなければ月額0円
おすすめポイントのひとつ目は「料金プラン」です。
楽天モバイルの新プランは、データ通信量が1GB未満の月は無料になるという点です。
海外在住者のほとんどは、赴任すると現地のキャリアで携帯電話を契約する方が安いので、日本の携帯電話を使う頻度が大幅に減少します。
海外では現地キャリアを利用し、日本へ一時帰国した時だけ楽天モバイルという使い方をすれば、日本に帰国しない月の料金は0円になります。
注意ポイント
2021年7月から、楽天モバイルを連続180日使わないと利用停止になるように規約が変更されました。データ通信or無料通話アプリを1回以上利用して回避しましょう。
年に数回の帰国時だけの利用と電話番号を維持するためだけに、既存のキャリアに月々数千円の基本料金を支払っているならば、すぐに楽天モバイルへの乗り換えをオススメします。
楽天モバイルへの乗り換え電話番号そのまま
おすすめポイントのふたつ目は、現在日本で契約しているキャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)の携帯電話ナンバーポータビリティ(MNP)で番号はそのまま、楽天モバイルへ番号乗り換えが可能という点です。
電話番号が変わってしまうと、友達や同僚などに番号変更通知をする必要があったり、携帯番号で登録していた各種ネットサービスにログインできなくなったりするので、キャリアの変更って躊躇しがちですよね。
私の周りの海外駐在員にも、長年使った愛着のある日本の携帯電話番号を維持するためだけに、ほとんど使わない既存のキャリアを解約しないで赴任している方が多くいます。
楽天モバイルに他社から乗り換えても現在の電話番号は維持できるので、安心して乗り換えができます。
楽天モバイルは契約期間と解約の縛りなし
おすすめポイントの3つ目は、楽天モバイルは契約期間の縛りがないという点です。
一般的に海外駐在員って、いつ日本に帰任できるのかわからないものです。
3年間という約束だったのに、気づけば10年駐在しているなんていう方も結構多いです。
既存キャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)で悩ましかった最低契約期間と契約解除料は一切かかりません。
帰任してから日本で使うキャリアは大手(ドコモ・KDDI・SoftBank)が良いという場合は、いつでも再乗り換えが可能です。
楽天モバイルなら、いつ帰任の辞令が出ても大丈夫というわけです。
楽天モバイルなら海外からの音声通話も無料
おすすめポイントの4つ目は、楽天モバイルの電話アプリ「楽天リンク」を使用することで、海外から日本国内向けの音声通話料が無料になるという点です。(但し、0570等、一部の特殊番号を除く)
普通、海外での電話着信は、着信側にも通話料が発生しますが、「楽天リンク」を使用すれば、着信時の料金発生もありません。
Rakuten Link
Rakuten, Inc.無料posted withアプリーチ
注意ポイント
2021年6月15日以降、iPhoneからは、海外での着信に課金されるようになりました。日本向け発信については引き続き無料です。
楽天モバイルでポイントが貯まる
おすすめポイントの5つ目は「楽天経済圏」です。
ご存知だと思いますが、楽天は「楽天経済圏」と呼ばれる、グループ内のさまざまサービスに回遊性を持たせるビジネスモデルを構築しています。
その中核となる仕組みが「楽天スーパーポイント」です。
楽天のサービスを使えば使うほど、相乗効果で得するのが楽天経済圏の強みです。
楽天モバイルに契約すると、楽天市場でのお買い物でもらえる楽天スーパーポイントが+1倍になります。
楽天モバイルは「eSIM」対応
楽天モバイルは”eSIM”に対応しています。
eSIM対応のデュアルSIMスマホ端末を持っていれば、1台のスマホ端末で2つのSIM(電話番号)を利用できるようになります。
すなわち、楽天モバイルを”eSIM”で契約して、現地キャリアのSIMカードを挿入すれば、日本と海外の電話番号を1台のスマホで利用することができます。
これまでのSIMは小型のカードを挿入していましたが、”eSIM”はカード不要で設定できます。
楽天モバイルは海外から契約できるの?
これから海外赴任をする方は、携帯電話の乗り換え手続きをしてから渡航することができますが、すでに海外で生活している場合は契約できるのでしょうか?
以下、2つの条件を満たせば、eKYCと呼ばれる「AIかんたん本人確認」を利用して、海外からでもリモートで契約できます。
- スマホ端末がeSIM対応のデュアルSIM端末
- 運転免許証かマイナンバーカードを所持している
前述した通り、「iPhone 」か「GooglePixel」の新機種を使っている場合、楽天モバイルを”eSIM”で契約すれば、SIMカードの宅配や受取が不要なので、海外からでも遠隔で契約できます。
Web上での本人確認が必要ですが、運転免許証もしくはマイナンバーカードを所持していれば、海外からリモートで契約が可能です。
免許証とマイナンバー以外の場合(パスポートや健康保険証)では、補助資料として公共料金請求書・住民票・届出避難場所証明書のいずれかの提出が求められているため、海外からリモートでの契約はできません。
楽天モバイルは180日使わないと利用停止になる
2021年7月から、楽天モバイルを連続180日使わないと利用停止になるように規約が変更されました。
楽天モバイルの公式発表は以下の通りです。
ご契約中であっても180日間のデータ通信が0GBおよび通話が0回の場合等において、当社から事前通知のうえ、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。
データ通信もしくは通話を1回以上していれば回線停止は避けられるので注意しましょう。
また、事前に楽天モバイルから通知があるようなので、スマホの電源は常時ONにしておいた方が安全のようです。
楽天モバイル携帯キャリア顧客満足度No.1に!
すでにお気づきだと思いますが、現時点で、楽天モバイルの日本国内の自社エリアは、既存のキャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)と比べると見劣りするのは確かです。
ただ現在でも、4G・5G回線とも自社エリアの拡大に力を入れており、自社回線が繋がらないエリアについてもパートナーであるau回線へのローミングによりサービスを利用できる仕様になっています。
海外を拠点にしている方にとっては、あまり問題にはならないと思います。
追記
スタートアップ当時は、既存のキャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)と比べると見劣りすると言われていた楽天モバイルですが、「2021 年 オリコン顧客満足度®調査」で一位になりました。
今田美桜ちゃんも号泣してます。
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ロケバス移動中の #今田美桜 ちゃん👀
\グスッ…グスッ…
マネージャー🗣
「え、なんで泣いてるんですか!?」美桜ちゃん😢
「#楽天モバイル が…総合…第い…」▼▼美桜ちゃんの涙のワケは… ▼▼
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) February 18, 2022
楽天モバイルの新プランまとめ
いかがでしたか?
楽天モバイルの新プランは海外在住者のためにリリースされたのではないかと思うほどメリットがいっぱいのプランです。
これから海外赴任・海外移住される方は、楽天モバイルに乗り換えしてから渡航した方が確実にお得です!
キャンペーンが充実している今のうちに、是非検討してみてください!