2023年6月28日付けの香港系のサウスチャイナ・モーニング・ポストおよび香港経済時報の記事によると、テンセントの陳起儒金融科技副総裁は、今年7月からWeChatPayの支払いについて、国際クレジットカードがより利用しやすくなると述べました。
すでに2019年11月から、鉄道チケット購入アプリの「12306」、配車アプリの「DiDi」、ECアプリの「京東」、旅行予約アプリ「Ctrip」など一部サービスでの支払いに利用できていましたが、パンデミックの影響で頓挫。
今回のアップデートにより、中国国内にあるオンライン・オフラインを含む数百万軒のWeChatPay加盟店で、国際クレジットカードによる決済が利用できるようになりました。
これまで、中国の独自のキャッシュレス決済サービスが発展しすぎて国際的な決済手段が使えない問題については、日本人だけでなく訪中する外国人共通の問題となっていました。
すでにAlipay(支付宝)とUnionPay(銀聯支付)は国際クレジットカードに対応しているため、これで中国三大決済すべてで国際クレジットカードが使えるようになりました。
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検証|国際クレジットカード支払い
本当にWeChatPayで国際クレジットカード支払いができるのか検証してみました。
WeChatPay画面で「マネー」をタップ
支払い方法を選択
登録した国際クレジットカードを選択
支払い方法に国際クレジットカードが設定されました
北京のスターバックスリザーブ(星巴克)のレジで試してみました
レジでQRコードをスキャンしてもらいます
国際クレジットカードでの支払に成功しました!
JCBのカード利用明細を確認してみると、海外ショッピング枠に「WECHATPAY SHENZHEN」の利用情報がありました。
JCBカードの場合、為替レートから換算すると、約2.2%の手数料が加算されていました。(為替レートおよび手数料はカード発行会社により異なります)
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