中国航天科工集団公司が真剣に開発しているというのが、最大速度時速4000㎞の真空チューブ式リニアモーターカー「高速飛行列車(略称:飛鉄)」です。
時速4000㎞というと高鉄の10倍、民間航空機の5倍のスピードで、北京~天津が3分、北京~上海が20分、北京~深センが30分で移動可能になります。
外観はこんな感じです。リニアモーターカー同様、車両の超電導磁石の反発する力により前進します。
リニアモーターカーの原理に加え、真空チューブにより空気抵抗がなくなり時速4000㎞という速度が可能となるようです。
今後の計画は、2020年までに基本的な技術を確立し交通網を整備し、2027年までに時速2000㎞の飛鉄が主要都市を結ぶことを目指すようです。2027年といえば品川~大阪のリニアモーターカーが開通予定の年です。