【深セン→香港】深セン福田駅から香港九龍西駅まで高鉄で移動してみた

これまで深センから香港への移動はリムジンバス、ダブルナンバー車、地下鉄MTRが主でしたが、2018年9月に「広深港高鉄」が開通したことで、深センから香港への移動がグッと早く便利になりました。

とはいえ我々日本人がはじめて深センから香港へ高鉄で越境するときは、かなり不安を感じると思います。

今回、私が実際に深センの福田駅から香港西九龍駅まで高鉄で移動した感想およびチケットの購入方法と乗車方法について紹介します。

香港から深センへの高鉄移動方法はこちら

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深センから香港への高鉄移動方法

深センの福田駅（Futian Station）から香港の西九龍駅（West Kowloon Station）まで高鉄で移動する方法を解説します。

深セン福田駅への行き方

深セン地下鉄で行く場合、「福田高鉄駅」は深セン地下鉄2号線・3号線・11号線の「福田駅」から少し離れた場所にありますが、地下通路でつながっています。

チケットを購入

福田駅の地下に降りたら「铁路售票处」を目指して進みましょう。

「铁路售票处」に着いたら、窓口に並んで「香港西九龍駅」行きのチケットを購入しましょう。

高鉄チケットの購入方法は基本的に他の路線と同じです。直接駅の窓口でチケットを購入することも可能ですが、中国語のコミニュケーションに自信がない場合は、事前にチケットをTrip.comで購入して「铁路售票处」で発券することをオススメします。

チケット価格は以下の通り

• 二等席：CNY68（約¥1,100）
• 一等席：CNY 109（約¥1,700）
• ビジネス席：CNY 204（約¥3,200）

乗車時間はたったの14分なので二等席でも十分です。

福田高鉄駅構内へ

チケットを無事購入できたら、駅構内に入る改札に向かいます。深セン福田駅は地下1階にあります。

中国人は顔認証システムのある自動改札を通りますが、外国人は「人工験証通道」人による手動の改札を通ります。

駅構内に入ったら手荷物の安全検査を行います。

指定された列車の検票口（乗車改札口）に向かいましょう。検票口はチケット右上に記載されています。

列車に遅延がなければ出発時刻の約20分前に改札が開きます。

乗車改札を通ったらプラットホームに降りて列車に乗車しましょう。

高鉄に乗って香港へ

列車に乗ったら指定された座席に座りましょう。

深セン福田駅から香港西九龍駅までの乗車時間は14分です。

道中はほとんどトンネル内を走行するので、外の風景は全く見ることができません。

香港西九龍駅に到着

香港西九龍駅は地下4階建ての構造になっています。高鉄列車は地下4階のプラットホームに到着し、乗客は地下2階にあるイミグレにて中国出国→香港入国という流れになります。

B4 プラットホーム

地下4階のプラットホームで高鉄列車を降りたら上層階に向かいます。

B2 中国出国

地下2階まで来たら「抵港」の矢印に沿って進みましょう。

中国出国ゲーとでForeigners（外国人）の列に並んで中国を出国します。外国人出境カードへの記入を忘れずに

B2 香港入国

中国出国ゲートを通過したら「抵港」の矢印に沿って進みましょう。

途中、通路に中国大陸と香港の境界線が記されています。

香港の入国ゲートで訪客カウンターの列に並んで香港へ入国します。「旅客抵港申報表」への記入を忘れずに

税関申告が必要なければそのまま進みます。

ここでようやく香港西九龍駅の出口改札、高鉄チケットを通して改札を出ましょう。

改札を出ると地下鉄MTR・タクシー・バスそれぞれの乗り場への案内表示があるので、案内表示に沿って進みましょう。