WeChatPay(微信支付)とは?
中国一のダウンロード数を誇るWeChat(微信)に紐づいたモバイル決済サービスです。2018年のWeChat(微信)利用者MAUは10億人以上です。最近では中国人観光客のインバウンド需要を取り込むべく、徐々に日本で利用できるお店も増えてきています。
WeChatPay(微信支付)によるお金の受け渡しはC2C(個人to個人)、B2C(店舗to個人)の決済方法に分類されます。
この記事では、C2C送金をする2つの方法およびB2C決済をする6種類の方法について解説します。
まだWeChatPayを開設していなければコチラ
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B2C 店舗での決済方法
B2C (B to C)とは、Business to Customerの略で、企業(法人)と一般消費者の取引のことです。
QRコードをスキャンされて支払う
正式名称は「付款码支付」
最も一般的な支払い方法で、ユーザー側がWeChatPay(微信支付)に表示されたQRコードを提示し、店舗側の端末でスキャンしてもらうことで支払いが完了します。
スーパー、コンビニ、レストラン、映画館などで利用できます。
中国のレジで利用する場合は現地でインターネットへの接続環境が必要です。事前にWiFiをレンタルして渡航しましょう。
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インターネットが厳しく管理されている中国大陸への出張や旅行時に、スマホやタブレットでインターネットに ...
QRコードをスキャンして支払う
正式名称は「JSAPI支付」
ユーザー側がWeChatPay(微信支付)で店舗側が表示するQRコードをスキャンし、支払い金額を入力することで決済します。
屋台などのオフライン店舗や、WeChat公式アカウント内、Webサイト内などで、申請済みの店舗なら利用できます。
WeChatミニプログラムで支払う
正式名称は「小程序支付」
WeChatミニプログラム(微信小程序)内に組み込まれた決済システムで支払うことができます。ユーザーは内容を確認してボタンを押すだけで支払が完了します。
例えば通販やチケット購入時など、業者側がWeChatミニプログラムを開設し申請済みならば利用できます。
レジのQRコードスキャナーで支払う
正式名称は「Native支付」
店舗側が値段も反映させたQRコードを表示し、ユーザー側はそのQRコードをスキャンしボタンを押すだけで支払いが完了します。
他のアプリ経由で支払う
正式名称は「APP支付」
他アプリの決済画面とWeChatPay(微信支付)をリンクさせておくことで支払う方法です。
通販アプリ、配車アプリ、出前アプリなどで利用できます。
Webブラウザ経由で支払う
正式名称は「H5支付」
Webブラウザの決済画面とWeChatPay(微信支付)をリンクさせておくことで支払う方法です。
B2Cの決済については、日本の店舗では使えず、中国大陸でしか利用することはできません。
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C2C 個人間送金方法
C2C (B to C)とは、Customer to Customerの略で、一般消費者どうしの売買・取引を扱う形態のことです。
友達ではない第三者との個人間送金
友達ではない第三者との個人間送金方法について解説します。
お金を受け取る場合
WeChatペイ画面からマネー「お金を受け取る」をプッシュします
表示されたQRコードを相手にスキャンしてもらい、お金を受け取ります。
お金を送る場合
上記手順とは逆に自分が相手側のQRコードをスキャンします。
金額を入力し「送金」>「今すぐ支払う」をプッシュします。
チャットで個人間送金をする
友人リストに追加されている相手ならば、チャット内でお金の送金と受取が可能です。
チャット画面右下の「+」から「送金」をプッシュ
金額を入力し「送金」>「今すぐ支払う」をプッシュします。
少し前まで、我々日本人はこの個人間送金でWeChatPayにチャージする方法が主流でしたが、現在は限定的になっています。
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