中国偽物事情

【潜入】上海の偽物市場はどこにあるのか?|2017年版その1

投稿日:2017年8月9日 更新日:

模造品の8割は中国製? 中国側は「無責任な批判」と反論
欧州刑事警察機構と欧州連合知的財産庁(EUIPO)は先ほど共同発表した「EUの模造品・海賊版取り締まりの状況報告書2017」の中で、中国は模造品の主な出処であり、2015年には世界の86%の模造品が中国本土と香港で作られたものだったとした。そのうち知的財産権の侵害が最も深刻であり、欧州の税収に大きな損失をもたらし、正規品の流通を妨げ、間接的に現地の失業を生んだという。

経済の発展にともない、表向きは知的財産の保護強化をうたっている中国ですが、相変わらず模造品の生産拠点であるという報告がされています。

上海の偽物市場はどこにあるのか?

「上海科技館駅」編

まず、地下鉄2号線に乗り「上海科技館駅」で降ります。

地下改札と直結した服飾礼品市場があります。

市場の中には、たくさんの小売店が迷路のように並んでいます。


昔は店頭に堂々と偽物が展示してありましたが、現在はほとんど倉庫に隠されているようです。


散策していると「サイフ、カバン、トケイ、ミルダケ!」と寄ってくる呼び込みがやってきました。


呼び込みがグラサンの陳列棚下の引き出しを開けると、スポーツ系クロノグラフウォッチの模造品が隠されていました。

もう少し高級志向の時計はないのか聞いてみると


店の裏から黒いポリ袋を持ってきました。


袋の中から高級時計ロレックス、オメガ、タグホイヤなどのニセモノがうじゃうじゃ出てきました。

もっと!もーっと!高品質なS級品はあるのかい?ないのかい?どっちなんだい?

と問いかけると・・・


俺について来いと、店舗裏に案内され


隠し倉庫に入るよう案内されました。


倉庫の中には、トケイ、カバン、サイフのS級模倣品がぎっしり並んでいました。

【潜入】上海の偽物DVDはどこにあるのか?|2017年版その2

中国がパクリ大国から知財強国へと変貌!?―中国メディア 2017年9月28日、中国メディアの環球網が、中国はものまね大国から知的財産権強国へと変わりつつあると日本メディアが報道したと伝えた。 科学技術 ...

 

試しに腕時計を買ってみた


せっかくなのでデザインが気に入ったニセHUBLOTをひとつ買ってみようと思い、売値を聞くと900元(約15,000円)と吹っ掛けてきました。

粘り強い交渉の末?150元(約2,500円)で折り合いました。

 

本当にこんなモデルあるの?

本当にこんなデザインのHUBLOTがあるのかネットで検索してみると...

あった!!!

世界限定250本のマラドーナモデルのようで、参考価格がなんと150万円!!

専門家が見ればニセモノだとわかるかもしれませんが、素人目にはかなり精巧に作られている印象です。

なんとなくアリババ馬会長の言ったことも、あながち間違ってはいないと感じました。

アリババ馬会長の「偽物は本物より高品質」発言が物議
中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団は、傘下のECサイトでの昨年度(2016年3月期)の総取引額が約52兆円にも達し、今や世界最大の流通企業だ。しかし、そのショッピングモールで扱われている商品には、ブランド品などの偽物が少なくないというのが定評だ。アリババはそのイメージを拭い去るべく、偽物排除の取り組みを行っているが、道はまだ遠いようだ。そんな中、アリババの創業者でもある馬雲会長が「最近の偽物は本物以上に高品質、低価格だ」と発言し、話題を呼んだ。

 

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