上海 中国グルメ 中国偽物事情 日式拉面

「一蘭」にそっくりな中国のラーメン「蘭池」が飲食激戦区の上海進出でブラッシュアップ!?

「蘭池」の公式アカウントによると

虹橋地区に2店舗オープンしたようなので、今回は下段の張虹路店を訪問しました。

場所は、地下鉄10号線「宋园路」駅から徒歩で15分ほど離れた場所にあります。

店の外観はおなじみの赤緑黒の3色で統一され「天然とんこつラーメン専門店」の看板が目を引きます。

上海店の外観を見て気付いたこと

看板の表記が正しい日本語になっていることです。

以前訪問した天津店の看板「美味しそがぁる」

「蘭池」といえばこのような「喜ばれるさよ」「美味しそがぁる」という怪しい日本語が話題となりましたが、日本で報道されて以降、運営側も間違いに気づいたのか、もしくは上海には日本人が多く住んでいるので訂正したのかもしれません。

入店すると、正面の暖簾の後ろにおなじみの”偽”味集中カウンター、右側に片側ソファーの4人掛けテーブルが4台ほど

土曜日の午前11:00訪問で先客無しPPでした。

注文方法はアナログ伝票記入とスマホオーダーのどちらにも対応していました。

定番の「招牌豚骨拉面」は32元(約520円)で、天津店と同じ価格でした。

今回は「蘭池精選套餐(豚骨ラーメン+味玉+海苔のセット)」39元(約640円)をオーダーしました。

味集中カウンターと足元の荷物壁掛けフックは無錫店・天津店と変わらず本家の完コピです。

約5分後、「蘭池精選套餐(豚骨ラーメン+味玉+海苔のセット)」が着丼です。

麺は加水率の高そうな中細麺

スープは無錫店・天津店で食べたときよりもコクがありました。

チャーシューは無錫店・天津店で食べたときよりも大判で分厚くなっていました。

味玉はやや半熟

どんぶりの底には「哇你看到这些字了我会加油的」のオリジナルの文言が!

翻訳すると「わ~(スープを完飲し)この文字を見てくれて(うれしい)私も頑張れるわ!」的なニュアンス

天津店のどんぶりは「この一滴が最高の喜びです」という本家を完コピしていました。

この辺りは知的財産権を意識し始めたのでしょうか?

入店時は客ゼロだったのですが、食べ終わり11:30ごろ店を出た時点では既に10名ほどの客おり、まずまず繁盛しているようでした。

まとめ

粗悪な丸パクリラーメンと言われた「蘭池」ですが、開業後1年半である現時点で中国全土に15店舗、さらに北京・遼寧・湖南・湖北・内モンゴルにも展開予定という快進撃を続けています。

実際に今回、上海店で食べた豚骨ラーメンは以前無錫店と天津店で食べたものより若干ブラッシュアップしている印象でした。(私のコンディションだったり、厨房の料理人の技術による差かもしれませんが・・・)

外装やどんぶりなどの仕様もブラッシュアップしており、この先どう進化していくのか目が離せなくなってきました。

ラーメン「一蘭」にそっくりな中国のラーメン「蘭池」その完コピ度が凄すぎて笑えない!

香港と台湾では大人気で連日大行列というとんこつラーメン専門店の「一蘭」ですが、中国大陸では出店してい ...

【再訪】中国のラーメン店「蘭池」その「一蘭」完コピ度を再検証してきました

先日、江蘇省の無錫市にある「蘭池」というラーメン「一蘭」を完コピしたラーメン店を紹介しましたが、同じ ...

中国生活で役立つ記事10選

1

日本人が中国で生活する上で今や必要不可欠な通信インフラとなったVPN。でも、いざ使ってみようとすると ...

2

中国において、モバイル決済手段は多くあるに越したことはありません。この記事では、これから中国に行く方 ...

3

今や海外への旅行や出張に欠かせないアイテムのひとつであるポケットWi-Fiルーター。事前にレンタルし ...

4

中国では、現金払いよりも、AlipayやWeChatPayといったアプリによるモバイル決済が主流とな ...

5

WeChatPay(微信支付)は、Alipay(支付宝)と並ぶキャッシュレス先進国である中国を代表す ...

6

この記事では、現在私が利用している“中国から日本のテレビを見れるサービス”についてご紹介します。 実 ...

7

2023年2月現在、中国Mビザを取得するためには、以下4つの書類が必要です。 中国Mビザ取得 必要書 ...

8

中国は、世界で最も広範囲にわたる高速鉄道ネットワークを誇っており、旅行者にとって効率的な移動手段を提 ...

9

この記事では、海外でAmazonの「Fire TV Stick」を利用し日本の番組を視聴する方法につ ...

10

最近は中国発の魅力的なアプリが増えてますよね。 でもiPhoneユーザーの場合、日本のApple I ...

-上海, 中国グルメ, 中国偽物事情, 日式拉面