中国VPN

中国の無料VPNは安全なの?無料VPNをおすすめしない理由

2020年3月3日

「VPN」をどうするのか?

中国に駐在、留学、出張で来る場合、ほとんどの方が直面する課題です。

「VPNって無料と有料、どっちが良いの?」

このような質問をよく受けるのですが、私は必ずこう回答しています…

「タダより高いものはない!」

でも、無料で快適に使えるなら,わざわざ月々お金を払ってまで契約する必要があるのか?

有料VPNを躊躇する気持ちは理解できます。

今回は、なぜ私が無料のVPNサービスをオススメしないのか、ロジカルにそのリスクについて説明したいと思います。

 

なぜVPNが無料なのか?

なぜVPNを無料で提供しているサービスがあるのか考えてみましょう。

「みなさんに中国のネット規制を回避して快適な海外生活をしてもらいたい!」というボランテイア精神、慈愛の心で無料VPNを提供していると思いますか?

そんな訳はありませんよね。

「うまい話には裏がある」と考えるのが鉄則です。

特に中国ですから…性善説は通用しません!

では、どういった”裏”があるのか説明していきましょう。

 

無料VPNの収入源は何?

少なくともインターネットのサーバーを管理するためにはコストが発生します。

そのコストを回収するため、無料VPNを運営している会社は必ずどこからか収入を得ているはずなのです。

主な収入源は2つ考えられます。

  1. 広告収入
  2. 個人情報の売買

広告収入

広告収入については、VPNに限った話ではありません。

例えば、無料のアプリでもYouTubeでも、だいたい広告が表示されますよね。

アプリ開発のプログラマーはだいたいこの手法で稼いでいます。

YouTubeのような管理元がしっかりしているサービスの広告は安全だと思います。

一方で、管理元のはっきりしない業者の場合、広告をタップすると端末内の情報を窃取されたり、フィッシングサイトやポルノアプリの配布サイトへ誘導されたりするリスクがあるので要注意です。

 

個人情報の売買

基本的にVPNサーバーの管理者はユーザーの個人情報を容易に知ることができます。

管理元のはっきりしない業者の場合、ユーザーの個人情報をマーケットに売って利益を得ている可能性も十分に考えられます。

それでもまだ無料VPNを検討している方のために、もう少し掘り下げて説明しましょう。

 

VPN管理者が知り得る情報とは?

ではいったいVPNサーバーの管理者は具体的にどのような個人情報を知ることができるのでしょうか?

ユーザーがVPNに接続した瞬間から「何を検索したのか」「どのページを閲覧したのか」「どのような情報を書き込んだのか」といった情報をVPN管理者は知ることが出来ます。

自分のアカウント情報や画像データなど売買する価値もないから大丈夫だと思うかもしれません。

もし、VPNに接続したまま通販サイトで買い物をしたり、メールで仕事のやり取りを行った場合、クレジットカード情報企業の機密情報なども抜き取られ売買されてしまうリスクも考えられるのです。

 

無料VPNはセキュリティが脆弱

安全にインターネットを使用する技術として、SSLやメールの暗号化などプロトコルベースの対策が普及しています。

こういった暗号化する技術を導入する場合も少なからずコストがかかるので、無料VPNにはセキュリティが脆弱なサービスが多いのが実情なんです。

 

それでも無料VPNを使う

それでも無料のVPNを使うんだ!

というならば、ここで説明したリスクがあることを前提に自己責任で利用してください。

ネット犯罪被害は自覚症状がない

ネット犯罪被害の特徴は、自分が攻撃されていることや何かが盗まれていることをリアルタイムで認識できないところです。

軽い気持ちで無料VPNを利用したつもりでも、知らぬうちに犯罪に巻き込まれていたり,個人情報が盗まれて悪用されるリスクがあるのです。

それでも無料VPNを使うならば、間違ってもクレジットカードを使うことだけはしないように忠告しておきます。

 

有料VPNはセキュリティー対策として有効

ここまで無料VPNのネガティヴな情報ばかり書きましたが、信頼できるVPNサービスを使えば、逆にセキュリティー対策になることを説明します。

中国では街中にある飲食店や商業施設などには無料のWi-Fiサービスの普及が日本よりも進んでいます。

無料Wi-Fiサービスは公衆向けのサービスということもあり、暗号化されていなかったり、認証のレベルが低かったりします。

このため、通信内容が盗聴されたり改ざんされたり、悪意のある第三者が不正なWi-Fiアクセスポイントを公開し、待ち構えているといこともあります。

そこで有効な対策なのがVPNです。

無料Wi-Fiに接続する際にVPNトンネルを構築して、通信内容を暗号化することで、無料Wi-Fiを安全な環境下で使用できるのです。

 

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