2021年4月1日から提供開始となる楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の詳細が発表されました。
今回発表されたこの楽天モバイルの新プランは、海外に駐在・留学している日本人にとってうれしすぎる神プランなので、その点を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
電話番号はそのままで乗り換え可能
まず大前提として、現在日本で契約しているキャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)の電話番号はそのままで、楽天モバイルへ乗り換えが可能です。
駐在員(留学生)の多くは、日本の電話番号を維持するためだけに、既存のキャリアを解約しないと聞きます。
楽天モバイルに乗り換えても現在の電話番号は維持できるので安心してください。
使わなければ月額0円
楽天モバイルの新プランは、データ通信量が1GB未満の月は無料になります。
多くの駐在員(留学生)は、海外では現地キャリアのSIMカードをメインに利用し、日本へ一時帰国した時だけ日本のキャリアを利用しているのではないでしょうか。
この場合、楽天モバイルの新プランは帰国しない月に使わなければ料金は0円になるんです。
年に数回帰国時の利用と電話番号を維持するためだけに、既存のキャリアに月々の料金を支払っているならば、是非楽天モバイルへの乗り換えの検討をオススメします。
eSIMでデュアル運用可能
日本と海外でスマホ2台持ちユーザーのみなさんに朗報なのが、1台のスマホ端末で2つの電話番号を利用できるデュアル運用です。
これまでのSIMは小型のカードを挿入していましたが、”eSIM”はカード不要で設定できます。
楽天モバイルを”eSIM”で契約して、現地キャリアのSIMカードを挿入すれば、日本と海外の電話番号を1台のスマホで利用することができます。
現時点で”eSIM”に対応しているスマホ端末は「iPhone」と「GooglePixel」の新タイプの機種です。
海外からの音声通話も無料
最近ではLINEなどの無料音声通話が主流になっていますが、Rakuten Linkアプリを使えば、海外からの発信でも日本国内の固定・携帯宛の通話が無料になります。
通信エリアは拡大中
現時点で、楽天モバイルの日本国内の自社エリアは、既存のキャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)と比べると見劣りするのは確かです。
ただ現在でも、4G・5G回線とも自社エリアの拡大に力を入れており、自社回線が繋がらないエリアについてもパートナーであるau回線へのローミングによりサービスを利用できる仕様になっています。
海外を拠点にしているみなさんには、あまり問題にはならないかと思います。
>>楽天モバイルの通信エリアはこちら
契約期間の縛りなし
既存キャリア(ドコモ・KDDI・SoftBank)で悩ましかった最低利用期間と契約解除料は一切かかりません。また、スマホのSIMロックもありません。
駐在員はいつ海外から異動の辞令が出ても大丈夫そうです。
楽天経済圏の強み
楽天のサービスを使えば使うほど、相乗効果で得するのが楽天経済圏の強みですよね。
楽天モバイルに契約すると、楽天市場でのお買い物でもらえるポイントも+1倍になります。
海外からでも契約できるのか?
”eSIM”で契約すれば、SIMカードの宅配や受取が不要なので、海外からでも遠隔で契約できます。
Web上での本人確認が必要ですが、運転免許証もしくはマイナンバーカードを所持していれば、海外からでも確認可能です。
ただし、パスポートや健康保険証では、補助資料として公共料金請求書・住民票・届出避難場所証明書のいずれかの提出が求められているため本人確認は難しそうです。
また、”eSIM”による契約なので、スマホ端末が「iPhone」か「GooglePixel」の新機種ユーザーに限ります。