AliPay WeChatPay 中国ライフハック

コロナ禍の今 日本から中国へオンラインでお得に海外送金するライフハック

こんにちは、中華ライフハッカーです。

この記事は中国に銀行口座を持っているが、中国元の収入がないため中国の銀行口座の残高が枯渇し、WeChatPayやAlipayが使えなく困っている方のために執筆しています。

こんな人におすすめ

  • 日本から中国で契約したSIMにお金をチャージしたい
  • 日本からタオバオなどの中国ECサイトで買い物をしたい
  • ビリビリ動画などの中国動画視聴アプリに課金したい
  • 日本から新型コロナで会えないあの人に送金したい

私は中国での収入はほとんどないのですが、コロナ禍の前は月1回ペースで中国出張していたので、毎回訪中するタイミングで両替した現金を中国の銀行口座に入金してWeChatPayやAlipayを使っていました。

月日が経つのは早いもので、今年の2月に上海を訪問したのを最後に、渡航できない期間が半年経ってしまいました。

この半年間で中国の銀行口座に入金してあった残高も枯渇してしまったので、どうにかして中国元を日本から中国の自分の口座に送金できないかいろいろ試してみました。

そこで今回は、コロナ禍の今、日本にいながらどのようにお金を中国へ送金したのかについてご紹介したいと思います。

この記事は、前提としてWeChatPayもしくはAlipayのアカウントに中国の銀行口座を登録しておく必要があります。

 

中国の銀行口座にお金を送金する方法

まずはじめに、日本から中国の自分の銀行口座にお金を送金する方法についてまとめました。

私が思いついた中国への送金方法は、以下の5つです。

5つの送金方法

  1. 銀行などの正規海外送金サービスを使う
  2. 中国電子マネーチャージサービス
  3. ポケットチェンジでWeChatPayにチャージ
  4. 在日中国人が運営する地下銀行
  5. 日本にいる駐在員にお願いしてみる

 

1. 銀行の海外送金サービス

日中銀行間の正式な外貨送金なので、手数料は非常に良心的なのですが、事前手続きがかなり煩雑な印象です。

銀行により異なりますが、手数料は3%〜5%ぐらいです。

まず、送金する日本の銀行側で事前にマイナンバーカードによる本人確認と登録手続きを行う必要があり、受け取る中国側の銀行からも初回利用時は電話で本人確認などがあるようです。

ただ、一度設定してしまえばオンラインやコンビニのATMからでも送金できるので、定期的に「仕送り」などで中国に送金する場合には重宝しそうな海外送金サービスです。

セブン銀行楽天銀行では、Webサイトで送金額と手数料のシュミレーションができます。

 

2. 中国電子マネーチャージサービス

中国の銀行口座で登録したWeChatPayもしくはAlipayアカウントがあれば、オンラインでWeChatPayやAlipayにお金をチャージできるサービスです。

当サイトでも以前「Vpayfast」というサービスを利用して記事にしたことがあります。

クレジットカード決済も可能なのでスマホのみで完結できる非常にお手軽なサービスです。

ただし手数料が約25%と非常に高いのが欠点です。

[検証]VpayfastでWeChatPay(微信支付)にお金をチャージ

非常に便利な中国のモバイル決済サービスWeChatPay(微信支付)ですが、残念ながらアカウントに登 ...

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3. ポケットチェンジ

ポケットチェンジは、その昔は誰でも日本円でWeChatPayにチャージできる神器として一世風靡をしましたが、中国当局の規制強化により、チャージできるアカウントが限定的になりました。

ただし、中国の銀行口座を持っていれば、現在でも日本円でWeChatPayにチャージすることは可能です。

手数料は約13%(クーポン利用で約11%)

実際にポケットチェンジ端末のある場所まで出向かなければならないので、地方に在住の方には利用しづらいのが難点です。

クーポン入力で手数料が約2%お得に

以下に約2%レートがお得になるクーポンコードを紹介しますのでご活用ください。

取引を確定する前に「クーポンをお持ちの方」をプッシュします。

クーポンコードの入力画面が表示されたら

プロモーションコード「9930497」を入力してください。

 

4. 地下銀行

地下銀行とは、銀行法等に基づく免許を持たず、不正に海外に送金する業者のことで、日本で運営している中国人の両替屋に日本円を渡してWeChatPayやAlipayに送金してもらう方法です。

手数料は交渉次第ですが5%以下で済むと聞いたことがあります。

近年は中国当局の厳しい外貨管理により、個人での外貨両替は日本円で年間50数万円程度しかできなくなっているのですが、コロナ禍で人の往来ができない現在ではそもそもの需要自体がなくなっているのと同時に、地下銀行の現金調達は来日中国人を使った人海戦術で行われていたらしく、資金調達に苦しんでいるという噂も聞きます。

手数料は安く済む一方で脱法行為になる可能性があるので注意しましょう。

 

5. 日本にいる中国駐在員

コロナ禍で中国に戻れなくなった日本人駐在員に日本円を渡して、相当額の中国元をWeChatPayもしくはAlipayに送金してもらう方法です。

労働ビザを持つ中国駐在員は基本的に現地で毎月中国元の給与をもらっていますが、中国元給与の使い道が無く、逆に手持ちの日本円が少なく困っているという話も聞きます。

もし身近にこのような境遇の中国駐在員がいたらお願いしてみると良いでしょう。

 

日本にいる中国駐在員にお願いしてみた

旧正月休みに日本に戻ったきり新型コロナの影響で中国に戻れなくなった日本人駐在員の友人に相談してみたところ、二つ返事でOKをもらいました。

手順は非常に簡単です。

両替レートを合意

まずは当日の為替レートを確認します。

為替レートと送金金額について両者で合意します。

 

LinePayで日本円を相手に送金

日本のキャッシュレス決済サービス(今回はLinePayを利用)で日本円を送金します。

 

WeChatPayで中国元を受け取り

中国のキャッシュレス決済サービス(今回はWeChatPayを利用)で中国元を受け取ります。

実際に対面することなくオンラインのみで中国元への両替と送金・受取が完了しました。

しかも手数料は一切不要でした。(相手次第ですけど)

 

日本円を中国に送金して使う方法 まとめ

いかがでしたか?

中国の銀行口座の残高が枯渇してしまった、コロナ禍で渡航できなくなった中国出張族のボクが日本にいながらにして中国元をチャージする方法についてご紹介しました。

方法 手数料  評価
1. 銀行の海外送金 2.5〜5% 手続きが煩雑そう
2. 電子マネーチャージ 20〜30% 手数料が超高い
3. ポケットチェンジ 約11%〜13% 近くに端末があるか
4. 地下銀行 5%以下 諸々リスクある
5. 中国駐在員 ほぼゼロ 人脈と交渉次第

まずは身近に中国駐在員がいるならば相談してみることをおすすめします。

困ったときはお互い様の精神で、コロナの苦境を乗り切りましょう!

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