最近、台北の夜遊びスポット「林森北路」周辺の有名キャバクラが相次いで閉店に追い込まれているようです。そもそもは2017年秋ごろ、日本人に超有名な持ち帰りOKキャバクラ「プレステージ」が摘発されたのが発端のようで、その後、プレステージは「暁 akatsuki」という名前に変えて再オープンしたのですが、2018年6月中旬ごろに突然閉店になって以降、復活していません。同時期に「林森北路」周辺の有名キャバクラやマッサージなど数店舗も相次いで閉店に追い込まれているようです。
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発端は台北市警の汚職事件
いろいろ聞いてみると、発端は2017年秋に「プレステージ」が中国大陸や東南アジアの女性の売春を仲介した容疑で摘発された際に台北市警中山派出所「警察官の収賄容疑」が明るみになり、「プレステージ」が場所を変え「暁」という店名で再オープンした後も4か月間の内偵捜査が続けられ、2018年に入りキャバクラのママと収賄に関与したOBを含む警察関係者10名が逮捕されたようです。
ニュース報道によると、巫というママからは13年間に渡り、毎月4万台湾ドル、春節・端午・中秋節には倍の8万台湾ドルの賄賂が支払われ、見返りとして警察官からは取締りに関係する情報がリークされていたようです。
今回逮捕されたママさんの関与するキャバクラと持ち帰り専用のホテル、マッサージ店も摘発されたようです。
今回の事件は「風俗」というより「警察官の収賄」の方が問題視されての摘発のようで、日本人客が捕まったなどという話は聞きません。実際に、今でも「林森北路」周辺を歩いていると、夜遊びを斡旋する女性などから声をかけられるので、すべてのお店が対象という訳ではないようですが、基本、「台湾は風俗など女性に絡む産業は基本的に認められていません」のでご注意ください!
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