2024年10月、突然わたしのWeChatに、下記警告メッセージがやって来て、一時的にWeChatPayの利用ができなくなりました。
由于你当前在微信支付登记的个人资料未完善,根据《支付机构反洗钱和反恐怖融资管理办法》要求,你需要更新或完善个人资料,以完成信息更新和身份验证。(現在WeChat Payに登録されているお客様の個人情報が不完全のため、「マネーロンダリングおよび反テロ資金供与対策に関する決済機関の管理法」に基づき、個人情報の更新および本人確認が必要となります。)
マネーロンダリングや反テロリスト対策という強目のワードに驚きましたが、内容はガイドラインに従って個人情報を更新しなさいという警告でした。
ここからは、個人情報を更新してWeChatPayを復活させた手順について記録しておきます。
もし同様の警告が現れた場合には、この記事を参考にしてみてください。
WeChatPay 個人情報更新手順
WeChatから「Weixin Pay」を開く
"身份信息完善通知"警告の「查看详情」をタップ
"Complete Personal Information"の画面になったら「Start Now」をタップ
"Additional Personal Information"の画面になったら、居住地、電話番号、職業の情報を入力します
居住地
まず1つ目の「Address of Residence」をタップ
"Enter Address Info"画面で「Region of Residence」をタップ
「Japan」を選択
"Address"では居住地の住所を入力して「OK」をタップ
電話番号
続いて2つ目の「Phone」をタップ
「Enter mobile number」をタップ
携帯電話番号を入力して「Get Verification Code」をタップ
電話番号の先頭にはゼロが必要でした
届いた”Verification Code(認証コード)”を入力し「OK」をタップ
職業
3つ目の「Occupation」をタップ
職業を選択して「OK」をタップ
情報の送信
入力情報を確認して「Submit」をタップ
”Submission successful”と表示されれば送信成功です
「3営業日以内に審査され、WeChatPayが引き続き利用できるようになる」と表示されます
審査完了
実際には審査は2分で終わり、WeChatPayは復活しました。
まとめ
WeChatPayは非常に便利なモバイル決済なのですが、中国アプリに過度な個人情報の提出を要求されるとためらってしまいますよね。
AliPay(支付宝)の方が個人情報に対する要求が甘いので、もしまだ使ったことがないならば是非チャレンジしてみてください。