中国には非常に便利で魅力的なアプリやインターネットサービスが数多く存在していますが、それらサービスの多くは中国の電話番号でのSMS認証が必要となっています。
2023年に中国聯通(ChinaUnicom)日本法人がリリースした「チョコプラン」は、月々498円〜で日本にいながら中国の電話番号を取得できるサービスです。
今回、中国聯通の「チョコプラン」で実際に日本でeSIMを契約、使ってみたレビューを記事にしました。
スマホがeSIM対応でない場合、こちらからSIMカードを購入できます
こんな日本人に読んでほしい
- 中国のECサイトで買い物をしたい
- 中国のSNSでアカウントを作成したい
- 中国の出前アプリを使いたい
- 中国のライドシェアアプリを使いたい
- 中国のサイトでライブチケットを購入したい
- 中国で開催されている展示会に入場登録したい
チョコプランを実際に使ってみた感想
日本にいながら中国の携帯電話番号を取得できる
中国三大通信キャリアのひとつである「中国聯通(China Unicom)」の日本法人が運営するサービスなので、申し込み方法もすべて日本語のサイトからオンラインで簡単に手続きできます。
支払いにクレジットカードが使える
過去に駐在や留学などで中国の携帯電話を契約しても、帰任後は中国キャリアへの支払いが出来ずに電話番号の維持ができないというケースがよく聞きます。チョコプランはクレジットカード(VISA、Master、JCB、Amex、Diners)での支払いができるので、日本にいながらでも簡単に電話番号を維持することができます。
申し込み後すぐ使えるeSIMにも対応
チョコプランでは、eSIMと物理SIMの両方を選択することができます。eSIM対応のスマホ端末なら、チョコプランへの申し込みが完了後、すぐに中国の携帯番号を使うことができます。iPhoneユーザーの私は当然eSIMを選択しました。
使い捨てSIMではないので電話番号が維持できる
短期の旅行や出張で中国の電話番号やインターネットが使いたい場合は、使い捨てSIMカードを使用する方法もありました。中国のネットサービスを利用したい場合、アカウント作成時の電話番号が変わると、後々非常に手間がかかるので、中国の電話番号を維持できるチョコプランはおすすめです。
中国渡航時にもそのまま利用可能
チョコプランは、日本で中国のSMS認証を使いたいだけの場合には、月々498円で利用できます。もし、中国へ旅行や出張に行くことになり、現地でインターネットを使いたい場合には、使いたい時だけ高速通信データ量(1G~10G)をチャージできるシステムなので、自分のスタイルに合わせて柔軟に使えました。
中国からVPN不要で日本のネットにつながる
ご存知の通り、中国では厳しいネット規制があります。通常、VPNを使用しなければ日本のネットワークに接続できません。ただし、チョコプランは中国のキャリアのサービスですが、日本の海外ローミングと同様に、VPNに接続せずに中国から日本のネットワークに接続できました。
チョコプランの契約方法
アカウントの作成
画面上部のログインをタップ
「今すぐサインアップ」をタップ
メールアドレスを入力し確認コードを取得
パスワード、確認コードを入力し同意にチェックして「登録」をタップ
プランと電話番号の選択
ベースプランからお好みのプランを選択
月々498円で中国の携帯番号を取得できる「Sチョコプラン」を選択してみました
「電話番号を選択してください」をタップ
eSIMか物理SIMかを選択
好みの電話番号を選択し「ご購入」をタップ
電話番号購入手続き
「ご購入」をタップ
個人情報を入力し「次へ」をタップ
パスポート情報を入力
パスポートの写真を指示に従って撮影しアップロード
クレジットカード情報を入力し「送信」をタップ
支払いが完了したら本人確認の完了を待ちます
eSIM設定方法(iPhone編)
本人確認が完了するとQRコードが添付されたメールが来ます
QRコードを長押しして画像を保存します
設定>モバイル通信へ進みます
「eSIMを追加」をタップ
モバイル通信を設定画面で「QRコードを使用」をタップ
QRコードをスキャン画面で「写真を開く」から、先ほど保存したQRコードの画像を選択
eSIMをアクティベート画面で「続ける」をタップ
アクティベートが終了するまで待ちます
中国の電話番号が書かれたSMSが届けば設定完了です