中国出張 備忘録

中国Mビザ取得|オンライン申請表入力方法

2023年2月現在、中国Mビザを取得するためには、以下4つの書類が必要です。

中国Mビザ取得 必要書類

  • パスポート原本及び写し(余白 2 ページ以上,有効期限 6 ケ月以上)
  • 6か月以内の証明写真(4.8×3.3cm/カラー/背景は白)1枚+デジタル画像
  • 中華人民共和国査証申請表(オンライン申請表+予約確認表)
  • 中国国内の貿易相手発行の商務活動書類、経貿交易会招聘状など

この記事では中国Mビザ取得に必要なオンライン申請表+予約確認表の記入例および自力でビザを取得するまでの手順について紹介しています。

中国出張|商用(M)マルチビザの取得方法

中国出張のたびにビザ申請するのはとても面倒 2023年にコロナが収束し、中国への出張が再開されました ...

続きを見る

Mビザ申請時の指紋採取が免除に

2023年8月11日より2023年12月31日にかけて、中国駐日本国大使館•総領事館は中国Mビザ申請者に対して、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取を免除すると発表しました。(中国査証申請についてのお知らせ

これにより、必要書類を用意したら旅行代理店に依頼するだけでMビザが取得可能となり、本人がビザセンターに行く必要がなくなりました。

2023年2月時点のビザ取得の申請手順を記録したもので、ビザ取得を保証するものではございません

【実録】中国ビザセンターでMビザを申請してみた 2023年

この記事では、2023年5月に東京都有明にある中国ビザ申請サービスセンターで商用Mビザを申請してきた ...

続きを見る

 

中国出張にはVPN付きモバイルWi-Fiをレンタルして行くことをおすすめします。

中国で使えるおすすめWi-Fiレンタル徹底比較|2023年

今や海外への旅行や出張に欠かせないアイテムのひとつであるポケットWi-Fiルーター。事前にレンタルし ...

続きを見る

使ってよかった!中国おすすめVPNの比較サイト

日本人が中国で生活する上で今や必要不可欠な通信インフラとなったVPN。でも、いざ使ってみようとすると ...

続きを見る

 

中華人民共和国査証申請表

中国査証申請服務中心(中国ビザ申請サービスセンター)のサイトへアクセス

まず、右上の位置情報を実際に訪問するビザセンター「東京・大阪・名古屋」のいずれかに切り替え、中央の高速リンクにある「査証」を押す

間違って高速リンク右の「認証」を押さないように!

 

下にスクロールして「申請表入力」を押す

 

注意事項を確認し「同意」を押す

 

「新しい申請表を作成する」にチェックして、認証パズルを実行する

すべて中国語または英語で入力してください

 

 

第1部分 個人情報

1.1姓名を入力したら「写真アップロード」を押す

1.1A・Cはパスポート表記の英語、1.1Eは母国語表記(日本語)での氏名

 

「Choose Photo」を押し、写真をアップロードする

証明写真画像データ

  • JPEGファイル(サイズ:40KB~1MB以下)
  •  354×472ピクセル以上

 

写真の大きさを調整し「Finish」を押す

 

1.2生年月日、1.3性別、1.4出生地を入力する

 

1.5婚姻状況、1.6国籍と永住権を入力する

 

1.7パスポート情報を入力する

 

1.8紛失・盗難したパスポートまたは旅行証の有無を入力し「次へ」を押す

「一時保存」を押せば記入内容をセーブできる仕様ですが、何度も画面がフリーズしてはじめからやり直しになったので、あまりおすすめしません

 

第2部分 申請情報

2.1ビザの種類及び渡航目的を入力する

 

2.2ビザ申請の基本情報を入力する

 

2.3サービスの種類を選択し「次へ」を押す

一般に申請から受け取りまでは申請日を含め「Normal /普通」は4営業日、「Express /加急」は3営業日となっています

 

第3部分 職歴

3.1現在の職歴、3.2年収を入力する

 

3.3職歴を入力して「次へ」を押す

 

 

第4部分 学歴

4.1使用できる言語、4.2高等教育程度を入力し「次へ」を押す

 

 

第5部分 家族構成

5.1現住所を入力する

 

5.2固定電話番号、5.3携帯電話番号、5.4メールアドレスを入力する

 

5.5家族構成を入力し、「次へ」を押す

 

 

第6部分 渡航情報

6.1日程を入力する

確定したスケジュールでなくても可能ですが、招聘状の内容と矛盾しないように入力しましょう

 

6.2中国国内招聘状/連絡担当者または組織名を入力する

招聘状の内容と矛盾がないように入力しましょう

 

6.3緊急連絡先を入力する

 

6.4旅費の負担者を入力する

 

6.5国内/国外保証人、6.6同行者を入力し「次へ」を押す

 

 

第7部分 渡航履歴

7.1過去3年間の中国への渡航履歴、7.2以前取得した中国ビザの情報、7.3有効期限内のその他の国のビザ、7.4過去5年間に訪問した国を入力し、「次へ」を押す

 

 

第8部分 その他の項目

8.1-8.11の項目を選択して「次へ」を押す

 

 

第9部分 輸送情報

輸送情報を入力して「次へ」を押す

現在郵送サービスは停止しています

 

第10部分 サイン及び声明

入力したすべての情報が正しいか確認する

 

10.1サイン及び声明を入力して「申請表を提出する」を押す

 

 

完成した申請表を印刷する

申請表の入力完了が完了したら、「申請表をダウンロード」します

ダウンロードした申請表は、A4用紙にすべて片面印刷します

 

申請表にサインをする

印刷したオンライン申請表の表紙及び8ページ目の2箇所に氏名と日付をサインします。

 

 

ビザ申請の予約方法

オンライン予約で「個人予約(申請)」を押す

 

  1. 連絡先に氏名・電話番号・メールアドレスを入力
  2. 申請番号とパスポート番号を入力し「追加/確認」を押す
  3. パズル認証を行う

 

カレンダーが表示されるので、都合の良い日時を選択する

 

ビザ予約が完了したら、「予約票をダウンロード」します

ダウンロードしたビザ予約表は、A4用紙に印刷してビザ申請センターに持参します

 

 

中国ビザセンターへ訪問して申請

Mビザ申請時の指紋採取が免除に

2023年8月11日より2023年12月31日にかけて、中国駐日本国大使館•総領事館は中国Mビザ申請者に対して、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取を免除すると発表しました。(中国査証申請についてのお知らせ

これにより、必要書類を用意したら旅行代理店に依頼するだけでMビザが取得可能となり、本人がビザセンターに行く必要がなくなりました。

予約期日になったら、下記必要書類を持参して中国ビザ申請センターを訪問します。

係員の指示に従って申請の順番を待ち、申請時には両手の指10本の指紋採取が行われます。

中国Mビザ取得 必要書類

  • パスポート原本及び写し
  • ビザ予約確認表
  • 証明写真
  • オンライン申請表
  • 招聘状
【実録】中国ビザセンターでMビザを申請してみた 2023年

この記事では、2023年5月に東京都有明にある中国ビザ申請サービスセンターで商用Mビザを申請してきた ...

続きを見る

 

パスポート原本

  • 有効期間:滞在日数30日は7ヶ月・90日は9ヶ月以上
  • 未使用ページが2ページ以上あること
  • 更新後未使用の場合、旧パスポートの原本が必要
  • 2015年1月1日以降に発行された場合も旧パスポートの原本が必要
  • 生涯初めて取得したパスポートの場合、誓約書が必要
  • 日本帰国後2週間以内の場合は申請できない

 

パスポートの写し

  • 顔写真ページ
  • A4用紙に印刷した鮮明なもの

 

ビザ予約確認表

  • A4用紙に印刷した鮮明なもの

 

証明写真

  • 6ヶ月以内に撮影したもの
  • サイズは4.8×3.3cm
  • カラー
  • 背景は白

ビザセンターの証明写真撮影機で撮り直しを指示されることもあります

 

オンライン申請表

  • A4用紙に印刷した鮮明なもの
  • すべて片面印刷
  • 1ページ目の右上に証明写真を貼る(データで申請したものと同一)
  • 表紙および8ページ目にパスポートと同じ直筆サインと署名日のサイン
  • サインは黒色のボールペン

 

招聘状

  • 日本語または中国語で記載されたもの
  • 宛先は「中華人民共和国大使館駐日本国大使館領事部」
  • 申請者の個人情報(姓名、性別、国籍、生年月日など)
  • 申請者の訪中に関する情報(訪問理由、入国予定日、訪問地など)
  • 招聘期間あるいは招聘者に関する情報(招聘機関あるいは招聘者の名称、電話番号、住所、招聘機関印、代表者の署名)
  • 機関印は他の文字と重ならないこと
  • 代表者の署名は直筆サイン
  • 招聘内容は取得するビザの滞在日数と矛盾しないよう記載する
  • 法律遵守の文言
  • 有効期限は発行から3ヶ月以内

 

 

受領証の受け取り

申請が受理されると、申請情報と予定受取日が記載された「受領証/Pickup Form」が渡されます。

一般に申請から受け取りまでは申請日を含め4営業日かかります。

お支払い、受領時間は9:00-16:00です。

パスポート受領時に引き換えとなるので、大切に保管してください

 

 

中国ビザの受け取り

受領時に必要なものは以下のとおりです。

  • 受領証/Pickup Form
  • ビザ代金+手数料

支払方法:日本円、小切手、デビットカード、クレジットカード、銀聯カード

ビザ代金はビザの種類によって異なります。(詳しくはコチラ

ビザの受け取りは申請者本人でなくても可能です。

 

中国はキャッシュレスで現金は使えない!?

中国は日本以上にキャッシュレスが進んでいます。表向きは「人民元の現金は法定通貨であるため、受け入れを拒否することはできない」となっていますが、実際には現金での支払いを拒否され、支払いが難しくなるケースをよく耳にします。

事前に下記モバイル決済手段を準備して渡航することをおすすめします。

中国出張|準備しておきたい3つのモバイル決済方法

中国において、モバイル決済手段は多くあるに越したことはありません。この記事では、これから中国に行く方 ...

続きを見る

 

中国に行くなら「VPN」は必需品

これから中国に行く方、中国に赴任したばかりの方にぜひ読んでほしい記事を紹介します!

中国では、政府の情報統制により海外へのアクセスが制限されます。その回避方法としてVPNがありますが、最近はその使用も厳しく制限されているため、信頼性のあるプロバイダー選びが重要です。

使ってよかった!中国おすすめVPNの比較サイト

日本人が中国で生活する上で今や必要不可欠な通信インフラとなったVPN。でも、いざ使ってみようとすると ...

続きを見る

VPNナビ|実際に使ってみたVPNを徹底レビュー
VPNナビ|実際に使ってみたVPNを徹底レビュー

世界中のVPNプロバイダー計300以上のプランを徹底比較しおすすめのVPNを紹介します! 当サイトの ...

続きを見る

 

短期の中国出張ならレンタルWi-Fi

中国への短期出張者には、VPN機能付きのレンタルポケットWi-Fiがおすすめです。

中国で使えるおすすめWi-Fiレンタル徹底比較|2023年

今や海外への旅行や出張に欠かせないアイテムのひとつであるポケットWi-Fiルーター。事前にレンタルし ...

続きを見る

中国生活で役立つ記事10選

1

日本人が中国で生活する上で今や必要不可欠な通信インフラとなったVPN。でも、いざ使ってみようとすると ...

2

中国において、モバイル決済手段は多くあるに越したことはありません。この記事では、これから中国に行く方 ...

3

今や海外への旅行や出張に欠かせないアイテムのひとつであるポケットWi-Fiルーター。事前にレンタルし ...

4

中国では、現金払いよりも、AlipayやWeChatPayといったアプリによるモバイル決済が主流とな ...

5

WeChatPay(微信支付)は、Alipay(支付宝)と並ぶキャッシュレス先進国である中国を代表す ...

6

この記事では、現在私が利用している“中国から日本のテレビを見れるサービス”についてご紹介します。 実 ...

7

2023年2月現在、中国Mビザを取得するためには、以下4つの書類が必要です。 中国Mビザ取得 必要書 ...

8

中国は、世界で最も広範囲にわたる高速鉄道ネットワークを誇っており、旅行者にとって効率的な移動手段を提 ...

9

この記事では、海外でAmazonの「Fire TV Stick」を利用し日本の番組を視聴する方法につ ...

10

最近は中国発の魅力的なアプリが増えてますよね。 でもiPhoneユーザーの場合、日本のApple I ...

-中国出張, 備忘録