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中国出張|商用(M)マルチビザの取得方法

中国出張のたびにビザ申請するのはとても面倒

2023年にコロナが収束し、中国への出張が再開されました。私はこれまでに2度の商用ダブルビザを申請し、合計で4回中国を訪れています。ビザセンターのオペレーションはかなり向上してきていますが、出張のたびにMビザを申請するは面倒な手続きの一つです。今後も中国への出張が増えそうなので、期間内に何度も訪れることができる商用マルチビザ(多次)の取得について調査し、申請してみました。

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商用マルチビザの取得条件を調査

まずは商用マルチビザの取得要件について調査してみました。

「中国+マルチビザ+条件」でググると

Google検索の強調スニペットでは以下のように表示されています。

マルチビザ(多次査証)取得について

1年マルチは2回以上商用ビザを取得して2回以上入国した履歴スタンプが必要になります。 2年マルチは1年もしくは2年の商用マルチビザを取得して、そのビザを使って2回以上入国した履歴スタンプが必要になります。

Google検索で調べてみたところ、「Mビザ2回以上取得+中国入国2回以上」や「Mビザ1回以上取得+中国入国2回以上」など、いくつかの説があり、結局どの要件が正しいのかよく分かりませんでした。

 

中国ビザセンター公式サイトでは

中国ビザ申請サービスセンター公式サイトの「申請の流れ>第一歩 申請資料の準備」には、以下のような記載があります。

M査証(ビザ)

(二)最近二年にMビザを二度以上取得している場合あるいは中国の投資証明、営業許可証などの書類を所持している申請者は、半年あるいは一年マルチのMビザの申請が可能ですが、上述のビザあるいは関連書類のコピーの提出が必要となります。

この内容も何年何月付の文章なのか明記されていないため、現在でもこの要件が当てはまるのか、確信を持つまでには至らずでした。

 

中国ビザセンターの窓口で聞いてみた

2回目のダブルビザ申請時、ビザセンター窓口のお姉さんにマルチビザについて聞いてみました。

2回Mビザを取得し4回入国していることを告げると、「たぶん要件を満たしてると思うので次回チャレンジしてみては・・・」という回答でした。

 

旅行代理店に聞いてみた

最終的に旅行代理店に問い合わせてみたところ、1回でもMビザを取得していればマルチMビザの要件は満たしているとの回答でした。

また、代理申請も対応してもらえるとのことだったので、お願いすることにしました。

 

オンライン申請表の作成

オンライン申請表はシングル・ダブルビザとほとんど同じです。下記ポイントだけ注意して作成しましょう。

中国Mビザ取得|オンライン申請表入力方法

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第2部分-申請情報

下記3点に注意しましょう。

  • 2.2A ビザの有効期限(月)→「12」
  • 2.2B 最長滞在日数(日)→「30」
  • 2.2C 回数→「Multiple」

 

第6部分-渡航情報

6.1J-Nの滞在情報について、下記ポイントに注意しましょう。

  • 1年マルチの場合、①と③の間隔は6ヶ月以上空ける
  • ①②③のそれぞれの滞在期間は最長滞在日数30日を超えないこと
  • 滞在情報は3回以上追加すること
  • 招聘状に記載した渡航情報と一致させること

 

 

商用マルチビザ申請の結果は

無事、1年マルチビザを取得することができました。

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